6月16日(土)午後2時から京都コンサート・小ホールで開催された「大萩康司ギターリサイタル」を聴きに行ってきました。
当日はバンドネオン奏者の北村聡さんとの2重奏もあり、アルゼンチン・タンゴの名曲の数々が演奏されました。
前半ではロラン・ディアンス作曲の「ヴィラ=ロボス讃歌」や「タンゴ・アン・スカイ」が軽快なテンポで演奏され、アストル・ピアソラ作曲でセルジオ・アサド編曲の「ブエノスアイレスの四季」など聴きなれた曲目もありました。
後半では北村聡さんとの2重奏で「リベルタンゴ」やピアソラ・メドレーとして「アディオス・ノニーノ」など、以前にソレイユでも藤井先生の編曲で演奏された曲目もありました。
バンドネオンの哀愁に満ちた音色がギターとマッチして、いかにもアルゼンチンの裏酒場で聴いているような感覚に浸りました。
又、繊細な演奏のタレガの「タンゴ」も印象的でした。
最後にピアソラの「タンゴの歴史」(第1楽章~第3楽章)の2重奏があり、高槻ギタークラブの5周年記念コンサートで永田先生と柴田さんのギターとマンドリンの2重奏とは趣の違う、これぞアルゼンチン・タンゴという迫力のある演奏に大満足でした。
偶然にも会場の隣の席にソレイユのメンバーのご夫妻が座られて、しばし歓談しながら楽しい半日を過ごしました。