(発見1)「ブエン アミーゴ」の演奏を案内されるたびに、NHK神戸放送局での演奏を除いて、すべて聴きにいっていることに気が付きました。とてもノリよく楽しいのです。先年、フルートの方が急逝されたと聞いていますが、演奏はますます成熟してみなさん、まるでプロのバンドのような風貌です。
(発見2)レクオーナ作曲のラテン曲「シボネー」が演奏されました。「ブエン アミーゴ」では初出ではないでしょうか。私の属している(別の)アンサンブルでも今年、シボネーを練習していますが、全体がシンコペーションの曲で難しく、今日聴いてやっと曲がつかめた感じがしました。「シボネー」が女性の名前だということもわかりました。
(発見3)新快速が途中駅に止まると私の近くのドアから女性が乗りました。瞬間的に(関西で新進の)女性ギタリストにそっくりだと思いました。コンサートの開演時間ギリギリに会場に駆け込んだのですが、第一部が終わって照明が点くとなんとその女性が私の斜め後ろに座っているではありませんか。ひょっとするとと思いましたが見知らぬロマンスグレーの紳士が突然声をかけるわけにもいきません。終了後に出演者の方々と親しげに話されていたので、ご本人に間違いありませんでした。
(発見4)旧クラブメンバの方は2重奏で永田先生編曲の「愛のロマンス」を演奏されました。不覚にも永田先生編曲の「愛のロマンス」があることを知りませんでした。藤井先生編曲に比べれば「端正」というのでしょうか、程よい広がりの編曲ではないかと思いました。
(発見5)独奏から合奏まで全部、アンプを使われていました。合奏はオーケストラほどでなくてもアンプ経由で曲を大きく響かせることには賛成です。独奏の場合は生の音が伝わらない、というよりわずかな弾き方の問題が忠実に拡大されて表現されてしまう、というところが問題なのではないでしょうか。独奏でアンプを使うのは難しいと思いました。
来年もこのコンサートを続けてほしいとお願いして会場を後にしました。
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