2014年9月14日日曜日

「マンドリンオーケストラ・ギルド第2回演奏会」視聴記

9月14日(日)高槻ギタークラブのメンバー4名で京都コンサート・ホールで開かれた上記コンサートに行ってきました。
ギルドは柴田高明さんが主宰され、永田先生もギター・パートリーダーで参加されています。
マンドリン音楽は多くの歴史や事情から、現在も弾きつくされていないし、聴きつくされてもいないのではないでしょうか?主催者の柴田さんの取り組みはとても難解ですが、恐らくはそのような事を言われているように思われます。
もっと光を当てられていいはずのケルベーラや大栗裕の曲をバッハとラベルの後にさりげなく配し、最後にマンドリン音楽の巨匠の一人、マネンテの曲で終るというこのコンサートのシナリオは「ギルド」の強い意思を表したものと受け取れます。
コンサートはラベルの「ボレロ」で始まりました。
静かにボレロのリズムが繰り返される中、主旋律が1stから2nd、マンドラ、セロと引き継がれる様子はそれぞれのパート、楽器をよく表現していて素晴らしい展開が続きました。
ケルベーラや大栗裕の演奏もとても透明感やリズム感のあるものでした。最後のマネンテの「マンドリンの芸術」は明るく歌い上げる、いかにもマンドリンオケらしい円熟した演奏だったと思います。大勢の観客から惜しみない拍手が送られた素晴らしいコンサートでした。
9月の3回目の練習日が27日(土)午前9時半から今城塚公民館で、10月の1回目の練習日が4日(土)真上公民館で午前9時半からに決まりましたので、お知らせします。