12月13日(日)午後3時半から京都市内の「音楽空間ネイヴ」で開催された藤井敬吾先生と由美先生の教室発表会を聴きに行ってきました。
200人程度の収容スペースのこじんまりした会場でしたが、グランド・ピアノが向かい合わせに2台置かれていました。
以前ソレイユの合同発表会にも出演されていた松波亜純ちゃんがピアノとギターの両方の演奏で出演されていましたが、ギターではカルカッシの「エチュ-ド イ短調」とビラロボスの「プレリュ-ド第1番」を見事に演奏されました。
永田先生はハンド作曲の「祈り」を演奏されましたが、教会のステンドグラスから神々しい光が差し込んでくるような荘厳で繊細な演奏が印象的でした。
前半最後の演奏はソレイユの堺さんが1st、永田先生が2nd、藤井先生が3rdで藤井先生作曲の「シャボン玉変奏曲」を演奏されました。
又2台のピアノによる連弾では向かい合わせに座ってお互いの顔を見合せながらの演奏でしたが、最後にガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」やボロディンのオペラ「イーゴリ公」より、「ダッタン人の踊り」などが演奏され、それぞれの曲の雰囲気がとても良く表現されていました。
ギター合奏でももしかしたら、できるのではないかと思いながら聴かせていただきました。
終演後外に出るとすでに真っ暗で、通りにはクリスマス用のイルミネーションがまばゆく輝いていました。
先ほどまでの緊張した会場から師走のにぎやかな街並みの中を暖かい気持ちで家路を急ぎました。