9月22日(土)午後2時から吹田メイシアターで開催された永田先生が企画されている大阪室内楽倶楽部の第6回定期演奏会を聴きに行ってきました。
ピアノ、クラリネット、フルートとギターの共演で女性の方々は華やかな衣装で演奏を盛り上げておられました。
第1部の「間奏曲」はフルートとギターの演奏で、作曲者のJ.イベールはフランス人ということですがスペイン風の曲調で、ラスゲアード等を織り交ぜた激しいリズム感のある曲でした。
続いて演奏されたA.ピアソラ作曲の「タンゴの歴史よりー第Ⅱ楽章ーCafe」はこれまで、ギターとマンドリンやギターとバンドネオンなどでの演奏は聴いたことがありましたが、フルートとギターの演奏は初めてでした。アルゼンチンの裏町のカフェの雰囲気が漂うような、寂しげな感じがぴったりでした。
第2部の「グランドデュオ作品86」はF.カルリの作曲で3部構成からなる長い曲でしたが、ピアノとギターの共演で優しさと激しさが表現されていました。
最後にアンコールでフルートとクラリネットとギターで「チャルダッシュ」が演奏されましたが、コサックの激しい踊りを思わせるようなテンポ感のある曲でした。クラリネットの演奏を聴いたのは初めてでしたが、意外と音が大きいことが分かりました。
皆さんの熱演に客席からは「ブラボー」の声がかかっていました。
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