12月13日(日)午後3時半から京都市内の「音楽空間ネイヴ」で開催された藤井敬吾先生と由美先生の教室発表会を聴きに行ってきました。
200人程度の収容スペースのこじんまりした会場でしたが、グランド・ピアノが向かい合わせに2台置かれていました。
以前ソレイユの合同発表会にも出演されていた松波亜純ちゃんがピアノとギターの両方の演奏で出演されていましたが、ギターではカルカッシの「エチュ-ド イ短調」とビラロボスの「プレリュ-ド第1番」を見事に演奏されました。
永田先生はハンド作曲の「祈り」を演奏されましたが、教会のステンドグラスから神々しい光が差し込んでくるような荘厳で繊細な演奏が印象的でした。
前半最後の演奏はソレイユの堺さんが1st、永田先生が2nd、藤井先生が3rdで藤井先生作曲の「シャボン玉変奏曲」を演奏されました。
又2台のピアノによる連弾では向かい合わせに座ってお互いの顔を見合せながらの演奏でしたが、最後にガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」やボロディンのオペラ「イーゴリ公」より、「ダッタン人の踊り」などが演奏され、それぞれの曲の雰囲気がとても良く表現されていました。
ギター合奏でももしかしたら、できるのではないかと思いながら聴かせていただきました。
終演後外に出るとすでに真っ暗で、通りにはクリスマス用のイルミネーションがまばゆく輝いていました。
先ほどまでの緊張した会場から師走のにぎやかな街並みの中を暖かい気持ちで家路を急ぎました。
2015年12月13日日曜日
2015年12月6日日曜日
高槻ギタークラブ主催 第8回クラシックギター合同発表会
高槻ギタークラブ主催の第8回クラシックギター合同発表会を開催しました。 ゲストの部では今回は特に演奏家・教育者としてご活躍中の4名の先生のすばらしい演奏を聴かせていただきました。 多くのみなさまのご来場ありがとうございました。
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2015年11月28日土曜日
ギタークラブ「ソレイユ」20周年記念コンサート

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2015年11月13日金曜日
大萩康司&パク・キュヒ ギターデュオ視聴記
(部員Cさんからの投稿です)
11月8日、大萩さんと朴葵姫さんのコンサートに行って来ました!!
行きは阪急が事故のためJRへの振替え輸送に遭遇しました。雨の中を阪急東向日からJR向日町へ歩くなど、たいへんな思いをして、やっと京都府立府民ホールアルティへ着きました。ホールでは普段は開放されていない庭園を見せていただきました。琳派の几帳が飾られていました。池には大きな鯉が泳ぎ、池の周りはツワブキの黄色い花が満開でした。茶室も開放されていてとても癒されました。(京都国立博物館で「風神雷神図」などで知られる展覧会『琳派 京を彩る』が開催されています)
大萩さんと朴葵姫さんの二重奏はとても素晴らしかったです。ソルの2重奏アンクラージュマンからはじめ、朴さんのアルハンブラの思い出のソロに、3曲目はグラナドスの詩的なワルツ集。休憩15分後にはトッカータに、藤井慎吾編曲のラプソデイ・ジャパン、この曲を海外で弾くと喜ばれると説明されて弾かれました。この曲は序奏に続き昔懐かしい曲、さくら、花、通りゃんせ、かごめかごめ、浜辺の歌、ずいずいずっころばし、故郷、という唱歌・童謡です。7曲違う曲なのに全部つながって弾かれていました。
この曲を弾き終わると大萩さんが会場を見渡し、誰かを探している様子に気付き、1人の男性が舞台に上がったとたん会場よりウワッと歓声があがりました。何と藤井慎吾先生でした。満場の拍手を受けて舞台を去り、大萩さんのソロ、エキノクスが続きました。朴さんはウイーンに8年、大萩さんはパリに6年留学しました、と留学当時の事も語られていました。最後は、三角帽子より粉屋の踊り、恋は魔術師より魔法の輪・火祭りの踊り、でした。アンコール曲を2曲を弾かれてコンサートは終了となりました。
どの曲も大萩さんと朴さんの2台のギターの響きがとても素晴らしかったです。雨でたいへんでしたがとてもいい一日でした。
プログラム
京都府公館庭園・茶室(旧知事公舎)
(注)画像を拡大表示したときはその画面の右上の×マークをクリックして終了すると元のblog画面に戻れます.
11月8日、大萩さんと朴葵姫さんのコンサートに行って来ました!!
行きは阪急が事故のためJRへの振替え輸送に遭遇しました。雨の中を阪急東向日からJR向日町へ歩くなど、たいへんな思いをして、やっと京都府立府民ホールアルティへ着きました。ホールでは普段は開放されていない庭園を見せていただきました。琳派の几帳が飾られていました。池には大きな鯉が泳ぎ、池の周りはツワブキの黄色い花が満開でした。茶室も開放されていてとても癒されました。(京都国立博物館で「風神雷神図」などで知られる展覧会『琳派 京を彩る』が開催されています)
大萩さんと朴葵姫さんの二重奏はとても素晴らしかったです。ソルの2重奏アンクラージュマンからはじめ、朴さんのアルハンブラの思い出のソロに、3曲目はグラナドスの詩的なワルツ集。休憩15分後にはトッカータに、藤井慎吾編曲のラプソデイ・ジャパン、この曲を海外で弾くと喜ばれると説明されて弾かれました。この曲は序奏に続き昔懐かしい曲、さくら、花、通りゃんせ、かごめかごめ、浜辺の歌、ずいずいずっころばし、故郷、という唱歌・童謡です。7曲違う曲なのに全部つながって弾かれていました。
この曲を弾き終わると大萩さんが会場を見渡し、誰かを探している様子に気付き、1人の男性が舞台に上がったとたん会場よりウワッと歓声があがりました。何と藤井慎吾先生でした。満場の拍手を受けて舞台を去り、大萩さんのソロ、エキノクスが続きました。朴さんはウイーンに8年、大萩さんはパリに6年留学しました、と留学当時の事も語られていました。最後は、三角帽子より粉屋の踊り、恋は魔術師より魔法の輪・火祭りの踊り、でした。アンコール曲を2曲を弾かれてコンサートは終了となりました。
どの曲も大萩さんと朴さんの2台のギターの響きがとても素晴らしかったです。雨でたいへんでしたがとてもいい一日でした。
プログラム
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京都府公館庭園・茶室(旧知事公舎)
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(注)画像を拡大表示したときはその画面の右上の×マークをクリックして終了すると元のblog画面に戻れます.
2015年10月18日日曜日
湖南ギターアンサンブル「さざなみコンサート」視聴記
10月17日、栗東芸術文化会館さきら中ホールで開かれた、湖南ギターアンサンブルの第20回「さざなみコンサート」にI氏と2人で出かけてきました。さすがにすばらしく、楽しいコンサートでした。
何より、演奏される方がどなたも年季を感じさせることです。数10年弾かれてきて、多くの曲の積上げの上に、今日の演奏がある、という「時間」を感じさせます。
第2は聴衆を楽しませる仕掛けが、特に変わったものではありませんが、定位置にちゃんと置いてあることです。「オリーブの首飾り」の中での手品、叩く楽器カホン、トライアングル、ハーモニカなどの登場、最後のアンコールで「上を向いて歩こう」を歌わせて終わる、などです。
第3は演奏者が自分が好きな曲を楽しんで弾いている様子が見えることです。これも往年の名奏者だからこそできる技でしょうか。イン・ザ・ムードで途中で終わったふりをする、など聴衆を巻き込んでの楽しみでしょう。フルートやマンドリンもとても効果的です。
第4は選曲が結構、ポピュラー系で親しみ易い構成だということです。プログラムや司会にもわかりやすい工夫があります。姿勢を正してF.ソルやF.カルリを聴く、というのとは違う場面づくりでした。またベースが1本加わっているのも演奏に厚みを増していました。
アンコールの手前まできっちり2時間。もう少し聴きたいという適度な時間です。感想は一言で言うなら「来年もまた来よう」。湖南のみなさん、ありがとうございました。
何より、演奏される方がどなたも年季を感じさせることです。数10年弾かれてきて、多くの曲の積上げの上に、今日の演奏がある、という「時間」を感じさせます。
第2は聴衆を楽しませる仕掛けが、特に変わったものではありませんが、定位置にちゃんと置いてあることです。「オリーブの首飾り」の中での手品、叩く楽器カホン、トライアングル、ハーモニカなどの登場、最後のアンコールで「上を向いて歩こう」を歌わせて終わる、などです。
第3は演奏者が自分が好きな曲を楽しんで弾いている様子が見えることです。これも往年の名奏者だからこそできる技でしょうか。イン・ザ・ムードで途中で終わったふりをする、など聴衆を巻き込んでの楽しみでしょう。フルートやマンドリンもとても効果的です。
第4は選曲が結構、ポピュラー系で親しみ易い構成だということです。プログラムや司会にもわかりやすい工夫があります。姿勢を正してF.ソルやF.カルリを聴く、というのとは違う場面づくりでした。またベースが1本加わっているのも演奏に厚みを増していました。
アンコールの手前まできっちり2時間。もう少し聴きたいという適度な時間です。感想は一言で言うなら「来年もまた来よう」。湖南のみなさん、ありがとうございました。
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2015年10月12日月曜日
「ほっとコンサート」視聴記
10月12日(月・祝)午後2時から3時半までみのお市民活動センターで開催された「「ほっとコンサート~秋風にのせて~」を聴きに行ってきました。コンサートのチャレンジコーナーに高槻ギタークラブのメンバーが出演するので、クラブから3名が参加しました。
センターの2階のフレキシブルコーナーと言うフロアーに30名ぐらいの椅子が並べられていて、コーヒー等も有料で用意されていました。
最初のチャレンジコーナーに出演したメンバーは少し緊張していた様子でしたが、「月光」「愛のロマンス」「フリア・フロリダ」3曲を丁寧に演奏して、大きな拍手が起こりました。
ホールや会議室のような場所ではなく、すぐ目の前に演奏者がいて身近にギターの音色を聴ける機会はなかなかないのではないかと思います。
次に「アンサンブル24」という男性合唱団8人によるコーラスで歌曲などを朗々と歌われました。
同志社大学のグリークラブのメンバーが卒業後も集まって、コンサート等を開催されているとのことで、ユーモアたっぷりの司会と朗々とした声量がフロアに響き渡りました。
最後は会場の皆と一緒に「もみじ」を歌って、盛り上がりました。
今日のメインのゲストはギタリストの米坂隆弘さんとクラリネット奏者の上堂尚子さんの2重奏でした。
「リベルタンゴ」はクラリネットとギターの軽快さが合わさって、リズミカルな感じが伝わってきました。それ以外にも「想いの届く日」などが演奏されました。
1時間半という短い時間にもかかわらず盛りだくさんの内容で、気軽に参加できるというメリットもあり、ボランティアの方々による行き届いた進行で、観客を楽しませていました。
センターの2階のフレキシブルコーナーと言うフロアーに30名ぐらいの椅子が並べられていて、コーヒー等も有料で用意されていました。
最初のチャレンジコーナーに出演したメンバーは少し緊張していた様子でしたが、「月光」「愛のロマンス」「フリア・フロリダ」3曲を丁寧に演奏して、大きな拍手が起こりました。
ホールや会議室のような場所ではなく、すぐ目の前に演奏者がいて身近にギターの音色を聴ける機会はなかなかないのではないかと思います。
次に「アンサンブル24」という男性合唱団8人によるコーラスで歌曲などを朗々と歌われました。
同志社大学のグリークラブのメンバーが卒業後も集まって、コンサート等を開催されているとのことで、ユーモアたっぷりの司会と朗々とした声量がフロアに響き渡りました。
最後は会場の皆と一緒に「もみじ」を歌って、盛り上がりました。
今日のメインのゲストはギタリストの米坂隆弘さんとクラリネット奏者の上堂尚子さんの2重奏でした。
「リベルタンゴ」はクラリネットとギターの軽快さが合わさって、リズミカルな感じが伝わってきました。それ以外にも「想いの届く日」などが演奏されました。
1時間半という短い時間にもかかわらず盛りだくさんの内容で、気軽に参加できるというメリットもあり、ボランティアの方々による行き届いた進行で、観客を楽しませていました。
2015年9月21日月曜日
マンドリンオーケストラ「ギルド」第3回コンサート視聴記
お世話になっている柴田先生が主宰し永田先生が参加されている「ギルド」の第3回コンサートにまいりました。高槻GCから5名、ソレイユからも1名来られていました。
初期のバロック音楽を彷彿とさせる「祝典序曲」(オロフ・ネスルンド)で始まりました。高音部のトリルと低音部の整然とした掛け合いが美しい曲でした。続く「主題と変奏」(ミラネージ)はいかにもマンドリンオーケストラらしい規模をもつ曲でした。マンドリン音楽はちょうど1900年頃に最盛期を迎えたと思いますが、その系譜のうえにある曲のようでした。
「幻想曲ニ短調」(K.397)はもの悲しく始まるモーツァルトです。曲名は知らなくても聞き覚えがある曲でした。マンドリンへの編曲でより透明です。モーツァルトの調性といえばト短調が語られますが、二短調のほうがさらに激しさを増すように思います。ピアノ協奏曲20番やレクイエムがあるせいかもしれません。
「ギルド」のコンサートは3回目ですが学生らしき若い人が圧倒的に多くほぼ満席でした。
3曲視聴できます。
(柴田高明先生のご挨拶)
難しい曲ばかりで申し訳ありません。でも、美しい音、軽やかな音、濁った音、でも濁っているからこそ響く音、を聴きとってください。
初期のバロック音楽を彷彿とさせる「祝典序曲」(オロフ・ネスルンド)で始まりました。高音部のトリルと低音部の整然とした掛け合いが美しい曲でした。続く「主題と変奏」(ミラネージ)はいかにもマンドリンオーケストラらしい規模をもつ曲でした。マンドリン音楽はちょうど1900年頃に最盛期を迎えたと思いますが、その系譜のうえにある曲のようでした。
「幻想曲ニ短調」(K.397)はもの悲しく始まるモーツァルトです。曲名は知らなくても聞き覚えがある曲でした。マンドリンへの編曲でより透明です。モーツァルトの調性といえばト短調が語られますが、二短調のほうがさらに激しさを増すように思います。ピアノ協奏曲20番やレクイエムがあるせいかもしれません。
「ギルド」のコンサートは3回目ですが学生らしき若い人が圧倒的に多くほぼ満席でした。
3曲視聴できます。
(柴田高明先生のご挨拶)
難しい曲ばかりで申し訳ありません。でも、美しい音、軽やかな音、濁った音、でも濁っているからこそ響く音、を聴きとってください。
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