2013年4月8日月曜日

「武本英之コンサート」視聴記

4月6日(土)午後5時から大阪市の関目にあるクラシック・カフェ&あんさんぶるであった武本英之さんのコンサートに行ってきました。
当日は昼から暴風雨が予想されていましたが、それほど雨風も強くなく地下鉄の駅から途中道を尋ねながらたどり着きました。お店の中はこじんまりとして落ち着いた雰囲気でした。すでに顔なじみの方が何人か席に着いておられました。
武本さんは現在ロンドン在住で、これまでにも帰国された折には永田先生と毎年のように豊中のお好み工房「ほわっと」で演奏をされていました。今回も永田先生の企画で急遽コンサートが開催されることになったとのことです。沢山の曲を作曲されていますが、今回演奏された曲の中では特に「フォレスト・ゲイツ」という曲はギターのボディーを打楽器のように叩きながら演奏したり、口笛までも楽器として演奏の中に取り入れるという驚きの奏法でした。
「アルハンブラの思い出」を演奏された後、57歳で亡くなられたお義母さまに捧げられたという「ディア・マム」はハーモニックスとトレモロで演奏され、限りなく優しさに溢れた愛おしさが滲み出るような曲でした。
様々なテクニックを駆使した曲が次々に演奏されましたが、帰りの時間の都合で早めに失礼しましたが、きっと夜遅くまで饗宴が続いていたことでしょう。

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