2014年2月11日火曜日

「京都市交響楽団バレンタインコンサート」視聴記

2月11日(火・祝)午後2時から京都コンサートホールで開催された「永遠の愛を誓うオペラアリア名曲選!!」と題したコンサートを聴きに行ってきました。出演は京都市交響楽団と日本屈指のテノール歌手といわれる福井敬さんとウィーン在住のソプラノ歌手の林田明子さんでした。
林田明子さんはソレイユの林田さんの姪で年に数回帰国されて、コンサートを開催されています。
当日は3階席まである会場の1800席の大ホールはほぼ満席で、ハイバック席といわれる出演者の後ろ側の席も満席でした。
2曲目のプッチーニ作曲の歌劇「ジャンニ・スキッキ」より“私のいとしいお父様”を歌われた明子さんは真紅の長いドレスを着てさっそうと登場されました。
その歌声は会場を圧倒し、50人近い交響楽団の演奏にも負けない素晴らしい声量でした。
その後で指揮者が「どのようにして、そんな声が出せるんでしょうか?」という質問に対して、にこやかにほほ笑みながら「訓練でしょうかしら?」と答えられました。
休憩の後にはテノールの福井敬さんとの2重唱でベルディ作曲「椿姫」より“パリをはなれて、いとしい人よ”と最後に同じく「椿姫」より“乾杯の歌”を朗々と歌い上げられました。
すべてイタリア語の原曲なので意味は分かりませんが、「乾杯の歌」は良く知っているメロディーで晴れやかな心躍るような歌声でした。
久しぶりの圧倒されるような雰囲気に、今年1年の元気をもらったような気持ちになりました。
寒風の中を余韻の残る暖かさとともに帰ってきました。

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