2012年6月17日日曜日

「大萩康司ギターリサイタル」視聴記

6月16日(土)午後2時から京都コンサート・小ホールで開催された「大萩康司ギターリサイタル」を聴きに行ってきました。
当日はバンドネオン奏者の北村聡さんとの2重奏もあり、アルゼンチン・タンゴの名曲の数々が演奏されました。
前半ではロラン・ディアンス作曲の「ヴィラ=ロボス讃歌」や「タンゴ・アン・スカイ」が軽快なテンポで演奏され、アストル・ピアソラ作曲でセルジオ・アサド編曲の「ブエノスアイレスの四季」など聴きなれた曲目もありました。
後半では北村聡さんとの2重奏で「リベルタンゴ」やピアソラ・メドレーとして「アディオス・ノニーノ」など、以前にソレイユでも藤井先生の編曲で演奏された曲目もありました。
バンドネオンの哀愁に満ちた音色がギターとマッチして、いかにもアルゼンチンの裏酒場で聴いているような感覚に浸りました。
又、繊細な演奏のタレガの「タンゴ」も印象的でした。
最後にピアソラの「タンゴの歴史」(第1楽章~第3楽章)の2重奏があり、高槻ギタークラブの5周年記念コンサートで永田先生と柴田さんのギターとマンドリンの2重奏とは趣の違う、これぞアルゼンチン・タンゴという迫力のある演奏に大満足でした。
偶然にも会場の隣の席にソレイユのメンバーのご夫妻が座られて、しばし歓談しながら楽しい半日を過ごしました。

2012年6月11日月曜日

「大阪音大ギターコースOB達によるコンサート」視聴記

6月10日(日)午後6時から吹田メイシアター・小ホールで行われた「第1回大阪音楽大学ギターコースOB達によるコンサート」を聴きに行ってきました。
約150人入る会場はほぼ満席で高槻ギタークラブのメンバー、ソレイユのメンバー、永田教室の生徒さん達ほか顔見知りの方々が聴きに来られていました。
それぞれ気合の入った演奏で、第1回ということで皆さんの意気込みが感じられました。
最初に演奏された永田先生の曲のうち、「A Small Happiness」は音大の先輩でもあるロンドン在住の武本さんの作曲で今回が初演ということでした。
永田先生の結婚を祝してお二人のために作曲されたとのことで、披露宴でお二人で演奏された「見上げてごらん夜の星を」のフレーズがメロディー・ラインに見え隠れするという憎い演出でした。
最後に武本さん作曲の委嘱作品で初演のギター4重奏「SoLTE」が演奏され、アンコールに藤井先生編曲の「しゃぼん玉変奏曲」を7人のメンバーで演奏されました。
OBが集まってコンサートをする機会が今までになかったとのことでしたが、それぞれにお忙しい中を実現されたコンサートに拍手を送ります。